京都西山の小塩山に自生するカタクリと京都府天然記念物のギフチョウの保護活動を中心に、西山の自然を守りたいと願うボランティア団体です
23年度は小塩山のカタクリの谷は4月1日(土)に開場し、4月23日(日)に閉場しました。
4月24日以降はカタクリの翌年以降への子孫を残す活動に入りますので鍵をかけています。静かに見守りたいです。
24日以後の入場はご遠慮いただきますようお願いします。
カタクリは春に向けて12月頃から地中で活動を始めます。
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見学・利用のマナーについて
カタクリの自生地は全て地主さんがおられる民地です。地主の方のご厚意と当会の保護のもとに見学が可能になったと
思っています。期間中多い年で2000人を超える人が入山された事もあります。これ以上増えると生育地を壊す恐れが
出てきます。これらを踏まえて下記の事項をお守りいただきますようにお願いいたします。観察通路の中にもカタクリは
咲いています。自然の中で咲いている所を私たちは入らせて見させてもらっているという感謝の気持ちを持って見学を
お願いします。
◎コロナウイルス対策 見学時はマスク着用は個人の判断とします。発熱や体調が優れない方はご遠慮ください。
◎個人のマナー 見学者は当会の指示及び表示をお守りください。
ストックで植物を痛めないように願います。
写真を撮る場合は足元前後のカタクリを踏まないように確認してください。
◎ゲートの開閉 開扉時間 午前10時~午後3時です。
各谷の入口には扉がありますが、開けたら必ず閉めて下さい。
◎禁止事項 〇観察路コースロープを超えて入り込む(手・足・物) 例:コースロープを超えて手をついて写真を撮る等
〇カタクリの花を触る(触ると簡単に折れます) 昨年の白花カタクリ開花1号が折られました。
〇三脚・一脚の使用 通行の妨げになります。
〇有料事業でのカタクリ観察ツアーの入山入場
〇ギフチョウは京都府の天然記念物です。採集は禁止されています。絶対に捕獲しないこと。
※山でのマナー 持ち込まない(町の物)・持ち帰らない(山の物)。この基本を守って、山登り・花観察を楽しんでください。
◎団体での入山に関するお願い
※大きな団体の観察会(事業)や有料で公募する観察会(事業)はお断りしています。
(有料団体は事業であり、他人の土地で事業をするときは了解を取るのは社会的常識です。)
当会の活動はカタクリ自生地の地主の方々との協定で観察者の入山に関する規制等の管理を任されています。
※無料観察会でも多人数団体(数10名)の場合は10人以下に分けて、それぞれのグループにリーダーを配置して統率のとれた観察をお願いします。
※カタクリの開花状況の問い合わせには応じておりません。ご了承ください。
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カタクリの花片は通常6枚ですが、7~9枚のもあります、多い花片を見つけて下さい。
通常の6枚花片 めずらしい9枚花片
カタクリが咲く谷
林道のNTTゲートの横から入り、NTTの鉄塔横にあるカタクリ自生地の”Nの谷”をお訪ね下さい。
花ボランティア期間中は当会会員がいますのでご説明させていただきます。
◎入山・見学は無料です。(保全活動にご賛同いただいた方のご寄付はお受けいたします)
◎4月に各谷で咲く花
・Nの谷 エンレイソウ、シハイスミレ、チゴユリ、ミヤマカタバミ、モミジガサ、ニリンソウ 等
・炭の谷 ミヤマカタバミ、エンレイソウ、ニリンソウ、ケマンソウ 等
・御陵の谷 ツルシキミ、チゴユリ 等
◎京都のFMラジオで当会の活動が紹介されました。
コニュニティーFM 放送局「京都三条ラジオカフェ」にて当会から中河代表と中川光博幹事がゲスト出演しました。
◎<クマにご注意>
21年8月下旬に西山釈迦岳付近でクマとの遭遇情報や森林公園でも遭遇情報がありました。登山者は十分気を付けて下さい。
22年3月には沓掛IC近くでクマの足跡が見つかっています。
22年5月18日には小塩山炭の谷のネットに絡んで死んだシカの肉をあさる動物の中にクマが写っていました。
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